先日、サイボウズ社とベンダーさんにkintoneのプレゼンをしていただきました。
無料でトライアル利用できるということで、早速試してみることに。ハンズオンでご説明いただく前の、「超ど素人がkintoneに飛び込んだ」お話を書きます。
(後日、ちゃんとご指導いただいた結果も書きます!)
サイボウズ社
その前にサイボウズ社のお話を少し。
サイボウズ社といえば、夫婦別姓で違憲訴訟を起こされている青野社長で有名ですが、1997年に四国でわずか3名で創業されたのだそうです。
私は2005年にはサイボウズ社のサービス(スケジュール管理)を事務所で利用していたのですが、いま思えばなかなか早くから存じ上げていたのだと、誇らしい気持ちです。
kintoneを使おうと思った理由ーエクセル管理をやめたい!
kintoneを使うことになった発端は、我が社の商標の管理をもうちょっとラクしたいということでした。
私の部署では知財も担当するのですが、商標がメインで、しかも、本当の期限管理は代理人に任せています。
社内で管理する目的は、今、何件の出願中商標があるか、過去にはどんな商標を取得し、放棄してきたか、そして、誰に何を貸しているか、といったことを把握するためです(資産管理の一環でもある)。
これまではエクセルで管理していたのですが、そろそろエクセルが重たくなってきました。
知財管理システムとしては、大手のベンダーさんが立派なものをご提供されているのですが、以上のような用途ではtoo muchで、さすがに何百万もかけることはできず…そこで、手軽なサービスを探していたら、kintoneにあたったというわけです。
月額料金制で始めるのも止めるのも簡単。
すでに10,000社以上が導入されており、現在も月間250社くらいのペースで新規契約があるそうです。羨ましいですねぇ。
kintoneとは、データベース作成ツール
kintoneは、ネットで見つけたサービスで、サイボウズ社のサイトや他のサイトでなんとなく利用可能性を感じ、お話を聞かせていただいたのですが、正直なところ、それまではkintoneがナニモノかわかっておりませんでした。
そして、プレゼンを伺って得た感想は、「kintoneって、サルでも使えるアクセス」です。
サル(イコール私)はアクセスも使えない(作れない)ので、これまた正しい表現かわかりませんが…とにかく、データベースを作れるということは理解しました。
サイボウズ社のお言葉を借りると、「システムに詳しくなくても自分たち用にカスタマイズしたシステムを作れるサービス」だそうです。
試しに商標管理台帳を取り込んでみたが
kintoneでは、システム(データベース)を「アプリ」と呼び、自分たちでどんどん作ってカスタマイズしていきます。すでに契約書管理や顧客管理など、多くのベースアプリも用意されているので、そちらからカスタマイズすることもできますし、エクセルを読み込ませてアプリを作るということも可能です。
そこで、今の管理台帳を試しに読み込ませてみました。瞬殺で読み込み完了です。
ただし、日付を入力すべきところ、誤って「2019//1/1」のようになっていると、その時点でエラーが生じ、以降の読み込みができなくなるという、賢すぎるがゆえの不具合も発生しました…
あまりの読み込みのスムーズさに感動したのですが、そもそも管理台帳は入力こそ頻繁にすれ、それを使って何かを確認するということは、ひと月単位で考えると片手で足りるくらいです。そんなわけで、エクセル管理をやめた感動は、今のところまだありません。。
要検討項目
まだ、レクチャーを受ける前の手探り使用ですし、本当の魅力の10分の1もわかっていないでしょうから、ネガティブな印象はありません。
でも、教えてもらうときには、次のようなことをお尋ねしようと思っています。
①入力項目は一行のみ?(複数役員の任期管理をするうまい方法は?)
②データベースの早見表?みたいなページで項目を表示/非表示にする方法
使いこなせるようになるでしょうか。