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大阪で働く法務パーソンのはなし

地方の法務と東京との距離感

今週は、東京出張がありました。

地方だと、いくら本社がそこにあっても、東京に行かねばならないことがどうしてもあります。営業部・営業所が東京にはない、という会社さんはほとんどないでしょうしね。

でも、大阪ー東京だと少なくとも往復6時間移動が必要なのに、基本的に日帰りになるので、東京出張はあまり好きではありません。数時間しか活動できない!

おもしろそうなことは東京から

大阪は、最近は大手法律事務所さんもサテライトオフィスをお持ちになったり、経営法友会や商事法務の研究会、全株懇などで大阪部会があったりするので、まだかなり恵まれているほうだと思います。

そういう意味では、大阪以西の方はセミナーひとつ参加するのも大変なご苦労です。大阪のセミナーなどに行くと、広島、福岡、静岡といったところから参加されていることも珍しくありません。

(しかし、そういう会社さんのほうが積極的に大阪や東京、名古屋に出て来られる勉強熱心さがあるし、利益好調で法務にお金をかけられるという羨ましさも…)

 

というわけで、大阪の人間がいうのは贅沢なのかもしれませんが、それでもいいたい。

法務に関するおもしろそうな企画は、いつも東京である!と。

昨年のお話ですが、eスポーツと言えるのか、AI vs 人間の契約書レビューバトルなんていう企画がありました。私も観客で参加したかったです。

有名法務マンや弁護士さん、弁理士さんも多いからか、有志のイベントなんかもあって、興味さえあれば部外者?も参加させてもらえたりして。

そして、商事法務や経営法友会をはじめとするセミナーの量も圧倒的に東京が多い。

もちろん、経営法友会さんなんかは、大阪は大阪で、面白い企画をたくさん考えてくださっていますが、それでも数が違ーう!東京のセミナーもレジュメや音声等をサイトにあげてくださって、大変ありがたい話ですが、ライブで聴くのはまた違うのです(私だけかもしれませんが)。

 

昨年のBUSINESS LAWYERSさんのアンケートにも書いたのですが、こんなにICTが発達している現在、もう少しなんとかならないものでしょうか。

たとえば、某大手法律事務所さんなんかは、クライアント向けに行うセミナーを各拠点に同時中継されていて、クライアントは最寄りのオフィスをお訪ねして受講するのですが、そういうことはできないものでしょうかね。

 

あとは、これは私の勤務先だけかもしれませんが、東京での会議が大抵午後一番なので(移動を考慮してくれる)、午前中にセミナーをしてくれたら参加できるのですが、どうでしょう。

東京駅や品川駅の近くなら、午前10時スタートでも参加できるのですけどねぇ。