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大阪で働く法務パーソンのはなし

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

暴力団追放マニュアルより「関係遮断方策」

以前の記事で、反社会的勢力であるかどうかの有効な確認方法がわからないということを書きましたが、私の上司が(タイミングよく)セミナーに参加し、最新の「暴力団追放マニュアル」なるものをもらってきてくれました。作成は、大阪府警と大阪府暴力団追放…

法務の情報処理能力

新しいメンバーのOJTをしたり、他社・他部署の方と話したりしていると、法務には知らず知らずのうちに確実に身につくスキルがあるのだなとつくづく感じます。それは、ひとことでいえば「情報処理スキル」です。

内部通報制度の信頼性を高めるには

前回、内部通報制度認証を取り上げ、現行制度下の取得には否定的な考えを述べました。 一方で、日本版司法取引制度が導入され、「従業員に会社が売られる」ことや「会社が従業員を売ること*1」も想定されるようになり、その対策として内部通報制度の充実を挙…

内部通報制度認証は必要?

今年から、内部通報制度認証(自己適合宣言登録制度)が始まり、伊藤忠商事(株)などを皮切りに、現在20社が登録されています。 私も、監査役から導入可否を検討せよと言われたので、審査項目を確認してみました。

法務部員の目標

我が社は今、上半期の評価の季節です。あわせて、下期の目標設定も必要。 ひよっこ管理職の私にとって、頭を悩ます苦しい時期です。

法務とWordスキル

法務に新メンバーが入り、OJTを行っているところですが、「法務に配属されたての方あるある」が「Wordに明るくない」ということです。今回も例にもれませんでした。

役務提供と下請取引

毎年7月あたりは、公正取引委員会と中小企業庁が下請調査を実施する時期です。 私の勤務先は毎年書面調査の対象となっており、法務だけでは回答できない内容なので、関係者が直近1年の取引について振り返るよい機会ともなっています。(結構面倒くさいですけ…

ハラスメント相談対応

我が社では、ハラスメントの相談対応は人事部門が担当するのですが、コンプライアンスは法務部門が担当であり、(多分)人事部門よりも信任が厚いので、こちらに初期的な相談が入ることがあります。

行動規範研修

現在、MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)と行動規範に関する研修を行っています。 私自身は、経営者がどんな信念で会社を動かそうとしているのか、社会に価値を提供しようとしているのかは、勤務先を選ぶ重要ポイントですが、ほかの社員たちはどのよう…

一般職を考える

我が社では、総務と法務は同じ部署にあり、ボスは同じです。ついでに人事も。 そして、私たち法務部門は全員総合職ですが、総務は管理職を除いて全員一般職。 一般職って、何なんでしょうか。