Legal X Design

大阪で働く法務パーソンのはなし

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部下の昇格試験結果が返ってきた

気づけば5か月ぶりの投稿です。 所属先では秋に昇格試験が行われるのですが、先日、うちのメンバーの結果が返ってきました。若干の違いはあるけど、弱みがほとんど一緒。 この人たちの弱みというより、私の弱みなのではないか・・・

依頼件数を数えてどうする?

契約審査の数を数えるか、それを目標や評価項目にするか、という話題について。 私は、何の意味があるんや?と問うよりも、数えることで何か意味がないか(「情報」にならないか)、そのためのよりよい数え方がないかを探し続けたいと思っています。ただし、…

新入法務向けマニュアル

ビジネス法務2023年4月号の特集その1は「そのまま使える!新入法務部員向けマニュアル」で、「ビジ法ならではのオリジナルマニュアル」を目指したものだそうです。 ビジネス法務 2023年 4月号 [雑誌]価格: 1799 円楽天で詳細を見る 初日に渡すマニュアルなど…

新人育成に悩む

小規模法務が新しいメンバーを複数迎えててんやわんやしています。 legalxdesign.hatenablog.com 「思うようにはいかない」と頭ではわかっていても、実際そうだと「指導方法が悪いのか」と悶々としてしまいます。

新入メンバーを観察して思う

なかなかハードな毎日を過ごしているのですが、その理由のひとつに「新人が複数きた」というのがあります。小規模法務なので、冷静に考えてめちゃくちゃチャレンジングなことをしている…

「秘密保持契約の見方」ワーク

久しぶりにじんましんが出るほど多忙なのですが、忙しいのは重なるもので、ただいま新規の研修を立て続けに実施しています。 そのひとつが、企画部門向けの「秘密保持契約の見方」ワークです。数か月前にオーダーいただいていたものがやっと納品できました。…

配属者へのトレーニングのいろは

法務の仕事は基本的にはOJTで覚えてもらいますが、当社では配属直後にいくつか座学講義を始めてからOJTに入ってもらいます。はじめは頼める仕事も限られるし、教える側もつきっきりというわけにもいかないため、最近は自学自習タイム(ワーク)もかなり増や…

コーポレートガバナンスを船にたとえる

CGコードの要請等に基づき、毎年役員向けに研修を行っています。今年は、コーポレートガバナンスをテーマに外部講師を招いてレクチャーをしてもらったのですが、評価が今ひとつ・・・

オンライン研修をするなら【応用編】

前回の記事では、この1年半くらいの経験をもとに、オンライン研修に取り組むならまず注意したいことをまとめました。 legalxdesign.hatenablog.com 今回はさらに一歩進めて、より効果的なオンライン研修にするための工夫のご紹介です。私がすでに取り組んで…

オンライン研修をするなら【基礎編】

以前は、研修といえば集合研修が当たり前で、遠方なら出張していました。それが今や、オンラインで全国各地の従業員に参加してもらえます。移動もないし、まったくありがたい。 以前に、オンライン研修の経験談を踏まえた記事を書きましたが、その後のアップ…

「ルール?展」にて

先日、東京方面に所用があり、空き時間に21_21 DESIGN SIGHTで行われている「ルール?展」に行ってきました。 その前に行われていた「トランスレーションズ展」にも行きたかったし、行く予定だったのですが、緊急事態宣言による休館のため行けなかったので(…

レビュー時間を見積もる

私は、社会人になって以来毎日、どの仕事にどれだけの時間を費やしたかを記録しています。また、1日の始まりや案件に取り掛かるときは、「これはこれくらいの時間でできるはず」と見積もります。

伝わったか確認する

法務の仕事をしていると、「あのとき言ったじゃないか!」となるときに遭遇することがあります。当社は、法務が突破すべき「関門」ではないので、法務の助言を簡単にスルーできてしまい、法務が強い企業よりトラブルが起きやすい。内心、開いた口が塞がらな…

「慎重さ」を養う

会社の研修の一環で、クリフトンストレングス・テストを受けました。昨年受けたので、今年改めて受ける意味があるのか…と思いつつ。

細部にこだわる

先週、ついに公文書の読点が変わるというニュースが。 this.kiji.is

オンライン研修の質疑応答

今年も残すところ2か月あまり。毎年この時期、当社は研修シーズンとなります。年初にやりたいことを考え、実施できるのがこのタイミングになってしまうんです。

もっとも置いてけぼりの非正規社員

先週の火曜日、旧労働契約法20条をめぐる訴訟で、賞与や退職金を求める原告の訴えを退ける最高裁判決がありました。判決を読めていませんが、自分のこれまでの経験を踏まえても、今回の判決をもって「契約社員にはボーナスも退職金も不要」と一般論にしてし…

若手の創造力と論理的思考力を鍛えたい

現在、私のチームには、法務経験の浅いメンバーがいます。そのメンバーの成長曲線がどうも私の想像と違うように感じるという話。

ハラスメントはどこから?

6月にいわゆるパワハラ防止法が施行され、パワハラ防止措置を講じることが企業の法的な義務になりました(罰則はないけれど)。 これに合わせて、当社では、改めて自社の相談窓口を周知したり、ポスターを貼ったり、管理職にeラーニングを受けさせたり、と人…

Teamsでオンライン研修

私たちのチームでは、年初にコンプライアンス研修計画を立てます。今年もそうしたのですが、計画を立てた端の2月半ばから出張や多人数会議が禁止され、たちまち計画が頓挫。それでも「何もしない」という選択肢はないので、軌道修正を行い、Teamsなどを使っ…

「留社」というキャリアパス

最近、複業、兼業を認める会社さんがかなり増えてきました。厚労省のモデル就業規則もこれらを認める内容に変わっています。 また、一定の場合に再就職(カムバック)を認めたり、サバティカル的な休暇を導入されたりする会社さんもありますし、協業ベンチャ…

非法律系出身者へのトレーニングメニュー(3か月ver)

法務のこれからを想像したとき、やはり全社的な法務リテラシーの向上なくしては法務として理想的な振る舞いができないし、会社としても成長を望めないという結論に達しました。 そこで、「今後、幹部候補生を1年ほど社内インターンとして当部門でお預かりし…

行動規範研修

現在、MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)と行動規範に関する研修を行っています。 私自身は、経営者がどんな信念で会社を動かそうとしているのか、社会に価値を提供しようとしているのかは、勤務先を選ぶ重要ポイントですが、ほかの社員たちはどのよう…

新任管理職研修で伝えるべきこと

先日、今年新たに管理職に昇格した従業員に対し、研修を実施しました。 本当は半日くらいみっちり、なんなら少人数制で行いたいところですが、さすがにそこまでの時間はもらえません。 限られた時間の中でなにを伝えるべきか、この数か月間考えた結果、今回…

コンプライアンス研修の時期と目的と目標

4月になり、我が社にも新入社員がやってきました。 自分にもあったはずの初々しさがまぶしいです。 そして、研修の季節。我が社の法務・コンプライアンス部門も、子会社を含めた新入社員研修と新任管理職研修の一環として、コンプライアンス研修を仰せつかっ…

事業部門への法務ファーストステップ研修

春がすぐそこまで近づいてきて、新入社員研修のスケジュールが決まってきました。 コンプライアンスをテーマとした新入社員研修の内容や工夫について、以前に経営法友会でシェアする機会があります。そのときに感じたのは、社会人になりたてで、これから会社…