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大阪で働く法務パーソンのはなし

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「業として」問題

法律を読んでいると、「業として」という表現がよく出てきます。 一定の行為を「業として」行うのであれば、一定の資格が必要とか、一定の事項を遵守しなければならない、とかいう感じです。 「業として」の解釈は法律を問わず同じ(一義的)だと思うのです…

良い弁護士の見つけ方、付き合い方

このたび、我が社でお付き合いしている気鋭の弁護士さんを、他社にご紹介することになりました。 「弁護士の見つけ方、付き合い方」は、定期的に法務パーソンの間で話題になるテーマです。

地方の従業員から相談がこない理由を考える

最近、所用で国内出張が続いており、地方で働く当社従業員と話す機会を得ています。 彼らの多くは営業マンで、普段、法務の存在なんて気にかけることもない方々。 自己紹介をすると、「うちに法務なんてあるんだ」「法務って、そんなことやってるんだ」とい…

公用文の書き方が変わる?

現在、文化審議会国語分科会では、「公用文作成の要領」の見直しが行われています。 そこでは、社会の多様化と日本語の変化に対応すべく、単に表記にとどまらない、公用文作成の在り方まで検討されており、素人にもわかる「公用文とそうでない文章の違い」が…

商標審査の直近の変化ーついに日本も審査厳格化?

ここ最近、商標関連の驚くべき困ったニュースが2つありました。 ①早期審査に変化あり ②類否判断に変化あり

部下を評価し育成する

若手に任せられる仕事の幅がずいぶんと広くなり、自分の仕事に余白ができました。 近頃は法務の仕事よりも、法務のメンバーをどう育てていくかに強い興味があります。

自部署のビジョンを考えてみた

そろそろ来期の計画を考える時期になってきました。 中間管理職の私にできることは、現有戦力で何をするか、ということ。予算は良くて現状維持、最悪カットが予定されている中、ヒトだけでどんな貢献が会社にできるのか。 経済産業省の指針(案)に沿って、…

暴排条項の英訳

先日、海外事業部が、ある海外企業と和文で契約するというので、いぶかしく思いながらも海外事業部が起案した和文契約書をレビューして返したら、案の定?「英訳もいるので英訳してほしい。」と言われました。 その契約書は、相手方の日本法人と当社がすでに…