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大阪で働く法務パーソンのはなし

2020の終わりに

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歳を重ねてきた上、今年は家で過ごす時間が多く、あっという間の一年でした。
しかし、振り返ると、実りのある一年だったとしみじみもしています。たとえば、「1年で50冊本を読む」という目標をここ数年達成できないでいたのに、今年はかなりの余裕をもって達成できました。1日15分の「聴きながら描く」のトレーニングも◎

Business Law Journalが…

毎年この時期、私を含めてうちのメンバーが楽しみにしていることに、Business Law Journalブックガイドがあります。これを見て、当社の書棚をどうアップデートするか議論するのが、この時期のお決まりでした。

今年もそろそろだな〜と思っていたところに、雑誌が届くより先に悲しいお知らせを知りました。とても急ですが、この最新号で休刊なのですね。
主催セミナーの申込期限を突如一律年内に設定されていて、大規模な事業の見直しを実行するのかな?と思っていたのですが、まさか当社の愛読雑誌が休刊を迎えるとは。。うちのメンバー、BLJ以外の法律雑誌読めるかな…

記事には必ず図画を入れるなど、従来の法律雑誌とは一線を画すものとして創刊されたのは、私がまだまだ駆け出しの頃。オシャレな法律雑誌ができたと、創刊以来(中抜けはあるけれど)楽しみに拝読してきました。特に事業会社に入ってからは、法務パーソンに寄り添った記事がありがたく、時に恨めしくもありました。そんな進んだ会社ばかりじゃないよ、と。

定期購読すればバックナンバーが読めるのもとてもありがたく、これまた年末には、「手元に置いておきたい号は持って帰ってよろしい」とみんなと分け合い、会社の省スペース化にも多大に貢献いただきました。当面はバックナンバーを読めるらしいけれど、これからどうしよう?気持ち的には全部PDFに落としたい…

今年も書けた そしてさらに

このブログは、昨年の春から書き始めて、今年もペースを守って書くことができました。
途中、突然在宅勤務になったり、M&Aや不正調査に追いかけられたり、法務では珍しい取組みができたり、と仕事のほうは色々ありましたが、おかげさまで法務としては商売繁盛な一年を過ごせました(会社も、苦しいけれども善戦したはず)。

さらに、今年の終盤には、企業法務戦士さんに言及いただいたり、そもそもこのブログを始めるきっかけをくださった方からメッセージをいただいたりもしました*1

k-houmu-sensi2005.hatenablog.com

開設当時、「そんなことが起きたら素敵だな」と淡い期待を持っていたことは否定しませんが、まだまだ力不足と感じていたので、今思い返しても足が震えます。
思い切って始めてみること、継続することの重要性を、今ほど実感を持って説けるのは初めてかもしれません。

あと、このブログの存在が身内(元ライター)に知れ、ダメ出しとアクセス分析を受けるという事件もありました。

年末年始の楽しみ

冒頭の写真は、ただいまの私の積読1軍。休暇中に何冊読むことができるでしょうか。
今年、法務系の本をあまり読んでいないので*2、もうちょっと読まないといけないと頭ではわかっても、休暇中は違う世界に浸りたい葛藤も。

もうひとつ、年末年始の楽しみは、新しいiPad Proを買うかどうか悩むことです。現在は、10.5インチのiPad Proを使っていますが、描くときに小さいと感じますし、Apple Pencilの充電方法が残念すぎる。でも、それよりデスクトップの取り合い解消にはMacBookの方が必要性が高いのでは?とか、これだけで何日も過ごせそうです。

 

ともあれ、今年もお読みくださり、ありがとうございました。
みなさまステイホームでよいお年を。

*1:お二人とも、私がこの世界に入って間もない頃からすでに著名人だったので、中高生がアイドルから声をかけてもらうくらいの衝撃…!!

*2:いま数えたら、たった3冊…